スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

はじめに

このブログは、これから四国遍路をやってみようかな、とお考えの方々、または計画は立ってないけどいつかは行ってみたいな、と思われている方々のお役に少しでも立てれば良いな、と思い立ち上げました。

お遍路の総数は、年間約30万人。
その中でも歩き遍路をされるのは、全体の1%の年間約3000人。
それでも最近は、健康のため、などという理由で増加傾向にあるらしいです。

(ちょうど私が回っていたとき、NHKBS放送の「街道てくてく旅」という番組で、卓球の四元さんが四国88箇所歩き遍路をされていたので、それが地上波放送されるとまた増えるかもしれないですね。)

その3000人の中でも、野宿をするのはほんの一握り。
ネットを見ても、野宿の情報がそんなに多いわけではない。(少ないけれど、私が参考にしたサイト様は、リンク集に張っています。)
旅のコストを削減したいのが大きな理由の野宿のために、わざわざ本を購入するのもいやだ、と私自身が思った上、実際、諸問題で野宿可能な場所は年々減っているようです。
それならば旬な情報を次のお遍路さんに提供したい、と思いたちブログという形式にしました。

お遍路は、本当に素晴らしい旅でした。
苦しいことも辛いことももちろんありました。
嫌なものも沢山見ました。
でも、それらをひっくるめても、今まで生きてきた中で、最高の旅でした。
遍路を見守り包んでくれる四国の人々の優しさと温かさ、真直ぐで澄んだ瞳を持つ歩き遍路の方々、そして見た数々の素晴らしい風景は、今考えても涙がでてきそうなくらい素晴らしいものがありました。

思い悩むなら、一度この旅に出てみてください。
お大師様の招待状は、あなたの目の前まで来ているはずです。
スポンサーサイト

発心

きっかけは、些細なこと。

会社をすこしの間休職していて、家からほとんど出ず生活をしていた毎日。
ある晴れた日に友人からのメールが届いた。

「四国の遍路でも行ってきたら?私の知り合いも昔行ったことがあって、良かったって言ってたよ~!」

前々から興味はあった四国の遍路。
丁度その時読んでいた「竜馬が行く」の舞台も見たかった。
奈良時代に行基が四国を歩いて結界を張ったという伝説も興味があった。
最近世界文化遺産登録のニュースも、ちらちら聞いていた。

それで、それだけで、火がついた。
思い立ったら吉日。

今思えば、それが私へのお大師様からの招待状だった。

基本装備 その1 ‐靴‐

まず一番大事なことは、靴。

どこのサイトに行っても、どの本を読んでも、必ず強調している基本中の基本。
まずこれがきちんとしていないと、この旅はほぼ1週間以内で失敗に終わる。
旅の途中で会った人たちのほとんどが、トレッキングシューズだった。
でも、別に高いトレッキングシューズを買わなくても良い。
私は、3年くらい普段から履いていたナイキのスニーカーに、中敷にジェルクッションを別途購入して挑んだ。

最初に大事なことは、その靴がどれだけ足に合っているか。
一日目からマメはできる。
一日10キロとか普段から毎日同じ靴で歩いている人で無い限り、絶対マメとはお友達にならざるを得ない。
実際、私も最初の2週間ほどは、マメの手入れが毎日就寝前の日課だった。
お遍路中にたった一人だけ、マメなんてできなかったよ~っておじさんに会ったが、それは特殊な例だと思う。
夜、同じ野宿場所や宿に泊まった人達とも、マメの苦労話を笑いながら沢山した。
しかし、やはり靴がどれだけ足にフィットしているかで、最悪の苦労を免れるかどうかの分かれ道になっていたと思う。

次に、クッション性。
これからお遍路に挑もうとする方は、まだあまりピンとこないかも知れない。
でも、毎日20キロ~30キロ(多い人で40キロ)を1ヶ月以上歩くのは、足に想像以上の負担をかける。
しかも現代お遍路さんは、残念ながら大半をアスファルトの道を歩かなければいけない。
ある説によると、遍路1200キロのうち9割がアスファルトだという。(私は、山道がきついので、アスファルト70%くらいに体感したが…)
普段あまり意識しないと思うが、アスファルトは堅い。
当たり前だと言われそうだが、土の道とアスファルトを交互に歩いていくと、アスファルトがどれだけ足首に負担をかけているかが、体感できる。
また、土の道でも、山のくだりがキツイ場所が多く、ひざが痛くなった。
クッションがきちんとしていないと、確実に足首・ひざが痛む。
高知で知り合ったフランス人のおばあさんは、足の痛みを訴えて途中でフランスに帰ってしまったけれど、疲労骨折だとパリで診断されたと手紙がきた。
実は、私も遍路から帰った今でも足の痛みが取れていない。

だから、発心したら、まず靴を考えること。
新しく靴を買うなら、1ヶ月ほどその靴で足慣らしをしておくこと。
山登りをしてみたり、5キロくらい歩いてみるのも良いかもしれないが、そんなことは私は出発前にはやらなかった。
やっていれば、良かったんだろうと思うが、やってなくても全部回れた。
でも、だからこそ帰って3週間近く経過した今でも足が痛いのだろう…
皆さんは、気をつけてください。

基本装備 その2 ‐応急手当て用‐

靴の次に大事なことは、毎日使用する傷の応急手当て道具一式。

最初のうちは毎日マメができる。
でも、マメは消毒した針で潰し、水を抜き、消毒してテーピングで巻いて固定すれば、次の朝には痛みはなくなっている。
ここで重要なのが、間違ってもマメの皮を剥かないこと。
剥くと痛くて歩けなくなるので、要注意。
その部分が固まり堅くなれば、よっぽど靴が合っていない限りその部分にもうマメはできない。
それを積み重ねて、驚くほどカチカチの足ができれば、無敵の遍路足の完成である。

次に最初から最後まで、体のどこかに痛い部分がある。
これは22歳の男の子でも言っていたから、間違いない。
特に足首、ひざ、股関節、腰、肩。
野宿遍路は、毎日10キロくらい(多い人で17キロ!)の荷物を背負って20~30キロ歩くのだから、体もがたがたになる。
そこで、湿布。
しかもにおい控えめとか、目立たないとか、そんな甘っちょろいやつではなく、白くてくっさい湿布を用意されることをお勧めする。
それを体中に貼って寝ると、翌朝少し楽になっていることが多かった。

以下が私が持っていった道具一式。

・ テーピング 1巻(ピップのキネシオロジーが一番良かった。最終的には、5mのテーピングを2.5本ほど使った。1gでも軽くするために、芯は抜いていく。)
・ 針 1本
・ 針を消毒するライター 1個
・ 消毒薬 (マキロンとかよりも、私のお勧めは、イソジン!一本で消毒もできるし、うがい薬にもなる頼もしい相棒だった。リンク集に掲載している超お役立ちサイト「お遍路情報」で仕入れた情報です。イソジンすごい!お遍路情報様、ありがとうございました!)
・ 絆創膏 20枚ほど
・ トイレットロール 1本 (マメの水、イソジンを拭くのに重宝。そのほかにも、ペーパーの無いトイレや、トイレが無い場所で活躍しました。)
・ 湿布 (私は「サロンパスAe レギュラーサイズ」の80枚入り1箱をまず持っていったが、最終的に3箱使用した。)
・ ハサミ (テーピングをカットするため。小さくて重くない裁縫用を用意した。多機能ナイフについているのであれば、それを使用。)
・ アンダーラップ 1本(肌がかぶれ易いので、持って行った。結局1週目で送り返してしまったのが、後々送り返さなきゃよかったと思った品。痛む足を湿布とテーピングで固定している上に汗をかいて、かぶれてしまったことが多発した。)

基本装備 その3 ‐地図‐

これが先か、靴が先かは議論が別れるかとは思う。

なにしろ、歩き遍路の99%がバイブルとして毎日最低10回は見開いて使用する本が、「へんろみち保存協力会」が編集・発売している「空海の史跡を尋ねて 四国遍路ひとり歩き同行二人」。

四国遍路ひとり歩き同行二人
(使用後なので、ボロボロ…)

中は、こんな感じ。
四国遍路ひとり歩き同行二人 中身

昔ながらの山を通る遍路道に加え、山道はこりごり、というお遍路さんのために国道などの道も示してある。
私は、できる限り旧遍路道を通りたかったので、特にこの本は重宝した。

これを使用していない歩き遍路さんを一人だけ見たことがあるが、ほんとにその人以外全員の歩き遍路さんがこれを持っていた。
そして、情報交換も「~ページの…」という具合に、この本を基本にして話をした。

だが、1冊2,500円もする。安くはない。中には「独占商売で、汚い」なんてことを言うお遍路さんにも出会ったが、今の遍路道は、この人達のお陰で歩けるものになっていると、私は感じた。
遍路道の至る所に、この歩き遍路マークのついた標識や矢印を立ててくれている。
この協力会は、ボランティアで草刈や道の保全、地元住民への協力呼びかけをしてくれている。
その整備された道を歩かせていただく為の感謝の表明だと思えば、私は料金うんぬんの問題じゃないと思った。
実際このマークか赤い矢印をしばらく見ないと不安になるくらい、現代遍路の一部となっている。
私の意見では、是非購入すべき必須アイテム。

これの解説編(1,000円)は、お遍路への心構え、歴史、各霊場・番外霊場のゆかりや遍路の作法などについて細かく記してある。
決して野宿情報なんかが載っているわけではない。
興味のある方は、購入すればよいが、私は買わなかった。
これを置いてある親切なお宿で読ませてもらったが、私にはそれだけで十分だった。

出発前に、一度全てのページに目を通し、予習してみた。
私は観光も兼ねたかったので、持っていた四国のガイドブックに照らし合わせてながら、観たい施設や食べたい食べ物、日帰り温泉などの場所と情報ををこれに書き込んでから出発した。
この本の欠点は、北が常に上向きで表示されていないこと。
ガイドブックの地図とつき合わせて場所を確認するのが、非常に苦痛だった。
だが、実際に旅に出て慣れてくるとそんなことは気にならなくなった。
登録サイト一覧 次のサイト 前のサイト 登録 ランダム

個人サイト検索 あったかNAVI

個人ブログ リンク集 Blo-Lin

Powered by FC2 Blog

FC2Ad


Copyright © 同行二人: 四国歩き遍路 ‐テントとお宿と時々仲間‐ All Rights Reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。